生きているのは捨てたもんじゃない
「全然大丈夫」は
「大人計画」の荒川良々さんが主演。
ホラーオタクの照男は、30にもなるのに
友人達と怪談噺ごっこをして過ごす日々を、
一緒に怪談ごっこをしていた幼馴染みの久信(岡田義徳さん)に
「いつまでもこんな事やっててもしょうがない」と言われ、
「世界一怖いお化け屋敷を作る」と宣言しますが・・。
久信の勤める清掃会社に木村佳乃さん演じる不器用な女性
あかりが入るのですが、その不器用さで仕事を辞めざるを
得なくなった彼女を、久信は照男の実家である古本屋の
バイトに紹介します。
照男はもちろん彼女に一目惚れ。そして久信も・・。
「生きる」事に不器用な人達の日々を描くコメディです。
荒川さん演じる男のちょっと自己中な思いこみには正直
イラッときますし(笑)、木村さん演じるあかりの不器用さにも
それはあり得んだろうとツッコミを入れたくなりますが
見終わった後、なんとなくほっこりする作品です。
照男の父役の蟹江敬三さんの素晴らしい歌がナイス。
しばらく頭にリピートしてました^^;
そして、三木聡監督作品で前から見たかった
「図鑑に載ってない虫」
仮死状態になるという「死にモドキ」という虫を探して臨死体験を
ルポしろと編集長に命じられた“俺”(伊勢谷友介さん)が
松尾スズキさんはじめ、三木作品では欠かせない
岩松了さん、ふせえりさんや菊池凛子さんという
個性的過ぎるメンバーと、珍道中(笑)をしながら
「死にモドキ」を手に入れるストーリー。
三木監督ならではのストーリーにはまず関係ないだろと
いうような「小ネタ」の数々。
確かに聞いてみたいけど・・というような「愚問(?)」の連発。
ちょっとえげつないというかグロいネタも織り交ぜて・・
小学生かよっとツッコミたくなるようなシーンも多し。
でも、これも何だか「生きてるってそう捨てたもんじゃない」と
実にストレートなメッセージが伝わってくるから不思議。
そうそう、ルポを命じた編集長役は水野美紀さんですが
天下の美人女優にもかなりえげつない事言わせてますが
彼女もなかなかです。
映画館で、見応えのある作品を見るのも楽しい。
そして・・ゆったりまったり、ゆるい映画で
笑いながら、いつのまにか「ま、いいか」と
元気になってくるのもいいですよ(^_-)
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